自然農法20年 在来種

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    自然農法 在来種 種採り自家採種20年

    農園さんと出逢いました!

     

    農園さんは 農業を始める時から

    自然農法をしてまして

    始める頃から 農業の知識がなかったから

    かえって知識知ってたら怖くてできない

    若氣のいたりでね

    知らなかったから どんどこどんどこできた

     

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    アーチしてる所 種を採る所

    一番生育の良い所を選んで

    そこから種を採るとしてます

     

    実は 自然農法で一番難しい品目って

    菜っ葉なんですよ

    菜っ葉がこうやって綺麗にできたら

    一人前なんですよね 土がね

     

    なかなか 今のご時世

    空から毒が降ってくるし

    毒だらけですからね 地球環境が

    その中で虫に喰われずに綺麗に

    菜っ葉作るのは至難なんですね

     

    土作りが80%としたら 

    ネットしたり物理的防除が20%ぐらい

    両方やって やっと良いのができる

    土ができてなかったら 

    なんぼ防除しても無理です

     

    あっちの方は 出来てないでしょう

    向こういくほど 水はけが悪いんですね

    畑っていうのは 火の田んぼって書きますけど

    とにかく水がつくと物が出来ないですね

    水田は、水の田んぼって読みますよね

    畑っていうのは 火の田んぼ

    乾いてるこうき的な状態が 

    一番 畑にとって大事なんですよ

     

    排水 ぼくら粘土質でもともと

    たんぼなんですけど たんぼを畑に変えてるんで

    特に水はけが重要になってきてねこの地域はね

     

    水はけをしっかりしないとやっぱり

    物が出来てこないということでね

    その辺 ぼく 畑で一番苦労してるところですね

     

    関東とか あっちのほうは

    水はけ良いじゃないですか

    関東ローム層

    ほとんど うね作らなくても野菜出来るんですよ

    ここらはしっかりうね作って 粘土質なんで

    水はけ良くして作物作っていくという

    それ大体 地形見たらわかるんですけどね

    ここは見たら全部山でしょう周りが

    大きく見ればマクロの地形がこういうふうに

    起伏が激しいんですよ この地域っていうのは

    そういう所は ミクロの畑の中も

    うねを高くしてやるのが基本なんですよ

     

    平べったい大地では ほとんどうねいらないですね

    マクロとミクロは相似形になっているんで

    そういうふうな感じでやっています

     

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    自然農法って言っても 

    地域によって全部やり方が違ってきますのでね

    原理だけですね 肥料 無農薬 自家採種

    その原理を地域地域にあてはめて

    自分なりの自然農法というものを

    そこでやっぱり考えていかないとね

     

    あの人が成功してるからと

    同じようになぞったって

    自分のとこで成功しないですしね

    同じようにはいかないですね

     

    自分の畑でも この畑は

    ナスできるけど 

    こっちではナスできないとかね

    20年もやってたらだんだん

    わかってくるんですけども

     

    ここはこれを植えといたらできるとか

    というのがあってね

    なかなかそれが難しいんですね

    だいたいみんなそこで失敗する

    できない所 植えるから(笑)

     

    もっと始める所から言うと

    野菜ができない所で始める人

    多いんですよ それ絶対失敗しますよね

    ここは水田しかできないよ

    という所もありますしね

     

    地元の人が一番よう知ってるですね

     


     

    この人参はずーと採り続けてる新黒田五寸

    人からもらって 20年以上自家採種してる

    これ人参の種採りから僕は種採りを

    真剣にやるようになった

     

    そのきっかけがあって

    この種 初め先輩から頂いんですよ

    撒いてみたんですけど

    一畝(ひとうね)あまったので買ってきた種

    横に植えといたんですよ

     

    同じ日に 同じ品種の種を植えて

    育てたんですけど

    育ち方が全然違った

    その自然農法の種はがんがん

    育っていくんですよ

    だけでも結局市販の種は

    ものにならなかった 熟れなかった

     

    その生育の間違いが極端やったんでね

    これは自然農法を成功させるには

    自家採種とその時思って

    しっかり自家採種やるようになった

     

    環境問題で一番の問題は土の問題

    地球上の土が良質な土がなくなりかけてる

    生命生み出すの土なんでね

    ほとんどなくなりかけてるのが現状

    土はすぐできませんからね

    何千年の蓄積で人間がやっと

    暮らしていけるようになったんですけど

     

    それをあっという間にくい潰してる

    世界では砂漠化していっている

    一番スケールの大きな一番重要な問題

    それは全部工業化された農業

    化学肥料使ったり 除草剤 農薬

    そういうので土の生命どんどん殺していって

    結果そういうふうになっちゃった

    ますますまだそこに農家というのは

    儲けないとあきませんからね

    その痛んだ土にね ますます化学物質入れて

    ものを作ろうとしてるのが現状でね

    休ませるといことしないですよね

    どんどんどんどん生産性ばっかり

    求めていくという

     

    化学肥料 有機肥料もそうなんですけど

    環境肥料与えたとしても 作物が吸うのは

    10%か15%なんですよ 後の半分ぐらいは

    空気中に放散されんのと

    あと地下に染み込んで地下水を汚染する

    のですよね

     

    それはガスになって出てくるのは

    二酸化窒素なんですけども

    二酸化窒素は二酸化炭素の300倍の

    ガスなんですよ

    これが結局 地球の温暖化を進めていってる

     

    自分たちで自分たちの首をしめていってる

    農業のやりにくい環境を作っていってる

     

    そういうのがわかったのが

    2000年に入ってからですけどね

    二酸化窒素の問題を初めて公表したんです

     

    今までわかっていなかったんです

    地球の環境を一番汚染してるのが

    実は農業 農業が一番地球を汚してる

    農業が変わらなかったら変わらないですね

    電気自動車が走るようになってもね

    農業が変わらなかったらだめですね

    一番根幹の部分 生命を支えてるという

     

    今の工業的農業は エネルギー10を投与しても

    1しかできない 化学肥料作る 電気代とか

    いろんなものあるじゃないですか

    エネルギーを10与えて 

    やっと1生産性が上がる

     

    だけど自然農法の場合は1のエネルギーを与えたら

    30の生産性があがる これは持続可能なんです

     

    工業的農業は絶対持続不可能

    このままいったら

     

    種もどんどん失われていっていますしね

    種もほんとヤバイところまできてるんですけどね

     



     

    僕も自分の言葉で自然農法伝えています

    研修生にも自分の言葉で自然農法

    伝えるようになって帰ってくれと何回も言うてますけど

     

    とにかく自然農法を広げるには

    生産者を育てることで研修生を

    受け入れています 

    1000人目標でがんばってます(笑)

     

    とにかく人を育てることに力を入れています

     

    いちばんひかれるのが種のことなんですよね

    全国でもシードバンクみたいなのをつくって

    種の交換会などをやったり

    やり始めてる方もいるんですけどね

    そういうこともやっていきたいなと思っていて

    シードバンクの象徴的な建物をつくって

    種を入れてもらうことができたらなと思っていてね

     

    全国的にも在来種 固定種 数%もありますかね

    スーパーの野菜を見てたら ほぼF1ですよね

    種苗さん見に行っても棚にのってるのが

    95%はF1ですからね

     

    農家は全部 種採りやめましたからね

    昔はみんな 種を採ることが一つの技術だったですから

    もうやめちゃったでしょう

    やめたら種っていうのは 数年たったら死んでしまいますからね

    とりもでせないですよね 

    全部 種苗会社が持っている種を使わないと

    いいなりですよね 種苗会社の

    どうしようもないです 一回なくなってしまったら

    今度 増やすの大変そうですね(笑)

    一回なくなったものをね

     

    なくなったものは なくなちゃってるんですよ

    良い在来種 固定種というのも

    なくなっているんじゃないですかね

     

    昔は地域の特農家さんというのがあって

    良い種を採ってる人がおって

    それを周りの 力のない農家さんに

    種を分けてあげたりとか

    その地域で機能してたんです

     

    それを種苗を商売する人が出てきて

    種苗会社ですよね

    で だんだんと そういう力のある種を採っていた農家さんが

    種苗会社になっていった

    そこに一番良い種が集まっているんですよ

    地球上からなくなったわけではなくて

    種苗会社は ええ種を持っているんですよね 今でも

    それをかけ合わせて F1種を作っている現状

    そこには良い種が残っている それは絶対手放さない

    それこそが種苗会社の宝物

    F1というものはかけ合わせて作る

    そのもとになるのが固定種 在来種が

    実は宝物 そこに良い遺伝子が残っている

     

    F1はただのAとBのかけ合わせ

    F1そのものは悪ではない

    自然の中でつねにかけ合わせが起きて

    進化していってますから

    F1の問題点というのは 

    農家レベルでそこから採っていけないという

    農家レベルでは 採れないですよね

    バラバラになってしまうし 

    種苗会社だったらできるんですよ

    けっこうブリーダー的な目が必要なんですよ

     

    ほんとうにこう何千あるなかから 良いのを選んでいくという

    そういう作業を種苗会社はやっているんですよ

    バラバラにばらけちゃった人参を商品にしようと思ったら

    まず何千本もつくって その中から全部外していって

    数本だけを選ぶみたいな(笑) そういうレベルで選抜していって

    次の年はもうちょっとそれを増やす

    その次もまた増やす

    5年ぐらいかけて 1つの品種ができあがるんですよね

    そんなんを一つの農家でやるのは不可能です

     


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    F1の種類もありますね

    昔のただのAとBのかけ合わせの時代は良かったんですけど

    今はほとんどもう雄性不稔になっているでしょう

    雄性不稔というのは 雄しべがないのから採っているんで

    そこから生まれるのは全部 雄性不稔なんですよ

     

    種苗会社のカタログを見て 例えば大根が10種類のってとしたら

    そのうちほとんどの大根が 実は雄性不稔なんですよ

    だからスーパーの野菜のかなりの割合が 

    実はF1種っていっても 雄性不稔のF1種になってきている

    それが問題ですよね一番のね

     

    雄性不稔から種を採ることは無理です

    雄性不稔に変わる前のF1から種を採ることができますけど

    だから今のうちに 種の遺伝子を抜いておかないあかんということで

    ぼくらの知る農家の中では 

    一部F1から種を採ろうとしてる人がいるんですよ

    それは 全部雄性不稔になってしまったら

    種苗会社が持っている遺伝子を抜きとれないですよね

    F1種から固定するのはそうとう難しいな

     

    F1の収量で満足するのではなく

    固定種 在来種の収量で満足しなあかんのかな

    世間の慣行農法の収量が高すぎるんですよ

    ぼくらに比べて

    F1を使って 肥料を使って 農薬を使って

    育てますの 単位面積あたりの収量がケタ違い

    それを同じ市場で競争するのですから

    ぼくらやっていけないですよね どうしても

    こんな大きなキャベツ100円で売られたら

    ぼくら食えないですよね

     

    だからこそもうちょっと生産性を上げたいということで

    F1からの種採りを試みたんですけど

    やっぱり無理でしたね

     

    収量で勝負するのでなくてね 生き方とかね

    そういうところで 落ち着くしかないというとね

    消費者にも それをわかってもらうしかない

    慣行農法なみの 自然農法は無理ですね

    栄養価調べましたら 2倍ぐらいの栄養価ありますからね

    2倍の値段で売っても 十分もとは取ってますからね

     

    なんせ売る所に困りますね

    スーパーとかでも自然農法が広まってくれればね

     

    このぐらいの収量やったらちゃんとやれば

    ちゃんとできる ぼくは20年やってきて確信もってます

    無肥料ではできないということは 絶対ないですね

    普通にできます

     

    そうとう自然農法で生計を成り立たせるというのは

    難しいですね 穀物とかお米はやりやすいんですよ

    生計なりたちやすいと思います

    野菜が難しいんですよね

     

    自然農法の中でも 能力ある人しかやっていけない

    構図になっていてね

     

    野球で言うたら 

    4番やってた人がなんとかやっていけるような(笑)

     

    もうちょっとね 野菜の値段がね

    見合った値段でとってくれる社会になってくれたらね

    いけるかもしれませんが なかなか難しい

     

    もっと力強くやっていかないと ほんとやばいな

     

    草の根運動しかない

     

     

    帰り際 農園さん

    「がんばりましょう 未来のために」

    と厚く握手

     

     

     

     

     

     


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